ハーブを育てる～ディル
ディル
一年草 セリ科
和名「イノンド」。姫茴香(ひめういきょう)。
原産地 地中海沿岸地方。
葉は羽状に切れ込み、夏に黄色い小花をたくさん咲かせます。
果実は楕円形で平たく、翼があり、ピクルスなどの香辛料や薬用として使用されます。
植物全体に強い香りがあり、種子には、鎮静、催眠作用があります。
栽培
日当たり、水はけのよい肥沃な土を好みます。
直播きにし、発芽後、株間３０ｃｍくらいに間引きます。
耐寒性があり病害虫にも強いが、高温と乾燥に弱いので注意が必要です。
利用法
葉はポテトサラダと相性がよく、スープやシチュー、ピクルスにも使われます。
花や茎、葉は、魚料理の風味付けに。
保存は、花が咲いた後花茎を根元から刈り取り乾燥させ、ハーブビネガーの風味付けに使用します。
効能
種子には、消化促進、不眠症の解消に役立つといわれています。
- 草丈 ⇒ ５０～９０ｃｍ
- 開花時期 ⇒ ５～８月
- 種まき ⇒ 春（４～５月）か秋（９～１０月）
- 利用部位 ⇒ 花・茎・葉・種子